富山市医師会看護専門学校

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令和3年度 富山市医師会看護専門学校 学校評価

学校職員による評価結果

評価基準当てはまる
やや当てはまる
当てはまらない

【 図1 領域別平均 】

 R3年度は昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響で教育活動が計画通りに進まず、大変な混乱と苦労があった。人とかかわることが制限され、授業や臨地実習には大きな変化が求められた。学校では、新型コロナウイルス感染症対策マニュアルに従い、状況に応じ変更しながら感染対策を行い学習を進めてきた。シミュレーション教育の強化を図り、基本的には対面授業とし、遠隔授業も取り入れながら教育水準の維持に努めた。また、教員一同がICTを活用した学習方法について学びを深めることができた一年であったと考える。
 学校職員による評価結果は、Ⅰ~Ⅴの項目において、過去最高の評価点となった。特にⅠ-1「教育理念・目的は、養成所の教育上の特徴を示しており、かつ法との整合性がある」、Ⅱ-1「科目と単元の構成には明確な考え方と根拠があり、かつ教育理念・教育目的・教育目標と整合性がある」、Ⅱ-2「構成された科目と単元は准看護師、看護師を養成するのに妥当であり、かつ養成所の特徴をあらわしている」、Ⅱ-5「科目認定の基準及び方法は准看護師、看護師に必要な学習を認めるものとして妥当である」、Ⅱ-6「学生に科目認定のための評価基準と方法を公表している」の評価内容において最高点の3であった。R3年度は、カリキュラム改正に向け、教員全員で検討会を行い学校の教育理念・教育目的・教育目標について話し合った。話し合いを行う事で、勤務経験の浅い教員も理解が深まり、共通認識できた結果であると考える。Ⅲ「学校運営・管理運営」では、新型コロナウイルス感染症対策に向け、学校において安全確保のためのマニュアルを作成し、安全に運営した結果であると考える。学生募集では、これまでの方法に加え、医師会公用車の宣伝ステッカー貼付、テレビコマーシャルでの宣伝等を行い、学校アピールにも力を入れた。今後も検討しながら継続し発信して行く必要がある。Ⅳ「教員の育成」では、Ⅳ-3「研修や学会等に参加した成果を他の教職員に還元する仕組みがある」では、今年度も学会や研究会もオンラインでの参加であったが、参加者の学びを学校全体で共有する機会もあり、学びを深めることもできた。Ⅴ「入学・卒業対策」では、入学者の減少が問題である。先にも述べた学校アピールを様々な手法で行い、入学生の確保に努めることが課題である。Ⅵ 「地域貢献・国際交流」では、昨年同様コロナ禍の影響で大規模なイベント企画、参加は出来なかった。今後地域活動に参加する機会があれば、積極的に参加していきたい。

【 過去の評価 】

 令和2年度学校評価

 平成31年度学校評価

 平成30年度学校評価